ダイマチBLOG

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終身雇用時代が終わった今の就職はキャリアのステップとして利用しよう

終身雇用時代の終了

終身雇用の時代は終わったとよく言われますが、本当にその通りだと思います。

 

少し前から工場は中国や東南アジアなどの人件費の安いところに移すことで国内の雇用はガクンと減り、インターネットが普及したことで簡単な作業ならばわざわざ日本人を雇わなくてもよくなり、AIの技術が高まることで仕事がAIに奪われていきます。

 

この流れはどんどん加速していきます。

 

そんな時代に突入した今自分がどんなキャリアを積んで活躍していくかっていうのは重要ですよね。

 

機械やAIや人件費が安い人材に仕事を奪われない為にどうなりたいかを見つける必要があります。

 

そんな時代だからこそ会社を利用するという考え方が必要です。

 

なので、今回はキャリアを築くためにどう会社を使っていくかを書いていきますのでよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

大企業とはいえ安泰ではない

 

まずはこの大企業神話を鵜呑みにしない事です。

大企業だから潰れないだろう、定年まで雇ってくれるだろうと思ってるなら危険です。

大企業だって一つのミスで業績が一気に傾いたり買収されたりします。(SHARP三菱自動車など)

 

大企業とはいえ安泰ではない時代においては、どう大企業を活用するかを考える事が大事です。

 

大企業のメリット

1.信用してもらいやすい

名前が有名なだけに名前を出すだけでも信用してくれる人は多いでしょう。そのメリットを活かして営業成績を残したり人脈を広げておくといいと思います。

 

2.比較的規模の大きい仕事に携われる

歴史と実績がある大企業ならではですね。ノウハウやパイプは中小零細企業よりもあります。そのメリットを活かして公的事業や新規事業に携われる可能性も中小零細よりも高いでしょう。

このメリットを利用して実績を作ってきましょう!

 

3.福利厚生、就業環境が整っている。

上場企業ともなれば福利厚生が整っていますし、長時間労働の問題から残業時間を減らそうという流れになってきていてプライベートの時間を取りやすくなっていると思います。

プライベートの自由時間を使って副業を始めたり、スキルアップの勉強して自分のスキルを上げて、キャリアアップしたりキャリアチェンジしていきましょう!

 

 

こういう大企業というメリットを存分に活かしてキャリアを作っていこうと思って就職すれば、何があっても生きていけるスキルや能力を身につけられると思います。

 

会社を継承出来ない

ニッチな業界の会社や長い歴史や技術に裏打ちされた信用のある中小零細企業だって安心は出来ません。

すぐに倒産なんて事は少ないと思いますがこういう会社ほど会社を継承してくれる人がいないという事をよく聞きます。

それは、就職する人の数がそもそも少ないから社長候補を選べなかったり、そもそもお客様が社長という人間にひかれて利用していたりする事が多い事も理由の一つでしょう。

 

しかし、メリットもあります。

 

そもそもニッチな業界だったりするから提案が通りやすかったりします。これは技術力や歴史の長さで信頼してもらえている会社もそうだと言えます。

 

そしてニッチだからこそ競合が少なく、比較されずに済みます。

 

また、ビジネスモデルが良いから労働条件も良い事も多いです。

 

その会社にしかない独自の強みを持っているとお客様から支持してもらいやすいですね。

そういうメリットを利用してキャリアを築いていくと良いです。

 

M&Aで買収

入社した会社がM&Aで買収された場合はどうすればいいのか。

買収されてしまうと今までの労働条件や仕事が変わってしまう可能性があります。

買収したところの意思が強く反映されますからね。

そうなれば当初思い描いていたキャリアを築く事は難しくなってしまいます。

 

しかし、M&Aされる事で良い方向にころがる事もあります。

・違う仕事、新たな人と働く事で視野が広がる

・逆に労働環境が良くなる

・レベルの高い仕事が出来る

など、良い方向にころがる事もあるでしょう。

 

そこに注目してそのまま働き続けてキャリアを築くかどうか判断しましょう!

 

 

一つの会社で長く勤める事のメリットデメリット

 

サラリーマンだとしても、生き抜くためには働く場所や環境、仕事内容などしっかり考えて行動しないといけない時代になったと思います。

 

誰彼かまわず転職するべきだ!と言ってるのではなくて、考えて働こうよ。って事です。

今いる会社で理想の姿になれるならそのまま働き続けた方がいいでしょう。わざわざリスクをとって転職する必要もないですから。

ただ、このままじゃマズいなと危機感を感じているなら考えて行動して自分のキャリアを築いていった方が良いですよ。という事です。

 

転職するべきかどうかそれを考えるためにも一つ会社で働き続ける事のメリットとデメリットも書いていこうと思います。

 

 

メリット

・職歴がキレイ

まだまだ日本では転職について寛容的ではありません。徐々に転職が当たり前というのが定着してきてますがまだまだです。

転職回数が多ければ多いほど転職する際にマイナスに働く事があります。

採用する側も、一つの会社でどれだけ長く働いていたかというのはその人を性格をはかるうえで重要な指標になっていると思います。

そういう意味では、転職してないもしくは転職回数が少ないというのは好印象を与えるでしょう。

いざという時に転職するのには大きなメリットになります。

 

・我慢強い印象を得られる

長く一つの会社に在籍するとそれだけ我慢強いという証拠になります。「うちに就職しても長く働いてもらえそう」という印象を持ってもらえやすいので転職活動しても上手くいく確率が上がります。

 

・転職先からの信用を得やすい

これはさっきのと似ていますが、長く働いていたからこそ自分の所でも長く働いてくれるだろうと採用する側は思います。

また、長く働いている事で人間性も誠実な印象を与えるので転職活動ではプラスに働きます。

 

デメリット

・自分のスキルが客観視出来ない

今の自分の能力が果たして他社でも通用するのかが分からなくなります。長く勤める事でその会社では上手く仕事をこなす事が出来ます。しかしそれが自分の会社だから上手くこなせていただけという事は多いと思います。

社会的に通用するスキルなのか会社の中だけで通用するスキルなのかそこの見極めが難しくなります。

 

・働く環境でスキルに影響が出る

会社によってはいろんな部署に数年ごとに異動して一貫したキャリアを築けなかったりします。営業が出来るようになってきたのに総務に回されたりなんて事もあります。そうなるとまた一から学び直しになります。スペシャリストを目指したい人は、異動がある会社で働くとストレスになってしまうかもしれません。

 

・守りに入る

転職というのはリスクがあります。年収が下がったり、残業が増えたり、希望の仕事に就けなかったりなどのリスクがあります。

そして、転職したらしたでストレスもあります。会社の空気感、人間関係を作ったり、仕事のやり方を変えたりなどスムーズに仕事できるようになるまで時間がかかります。

こういったリスク・ストレスを避けたいがあまり今の会社にそのまま居よう。となってしまいます。

仕事のやり方も人間関係も一から作る必要がないですからね。

そうやって守りに入ってしまってそれが結果としてリスクになってしまう場合があります。

 

 

キャリアアップのための就職

一つ会社で長く勤めることだけが正解ではない事が分かってもらえたんじゃないかなと思います。

メリットもあればデメリットもある事を分かってもらえた上で、じゃあどうやってキャリアアップしていくの?という疑問に答えていこうと思います。

 

私もこんな視点で転職活動をしてました。

 

・その会社で得られるスキルを見る

求人票を見るときにその会社でどういう事を経験できるかを一番に見ていました。

例えば営業であれば、飛び込みが多い営業なのかルート営業がメインなのかで得られるスキルも変わってきます。

飛び込みだったらいかに短い時間で自分を信用してもらえるかが重要なので、話し方やお客様との接し方、分かりやすい説明などのスキルが必要になります。

ルート営業だったら、初めてのお客様ではないので相手の困り事を引き出したり接触回数を増やすことで信用してもらったりすることが重要になってきます。

 

職種や仕事の進め方によって得られるスキルや経験は全然違いますから、自分は何を求めて転職したいんだろうという事を今一度考えておくといいかもしれません。

 

求人に応募するときにも「この会社で任せてもらえる仕事は何なんだろう」、「どういう仕事の進め方をしているんだろう」こういう所を調べたり面接で質問することが自分のなりたい姿に近づくために大事な事ですし、ここに意識を向ける事が会社を利用してキャリアアップをするという事に繋がります。

  

・残業を減らして副業でキャリアアップする

 基本的に会社はやりたい事を任せてもらえるようになるには能力や時間が必要です。

スキルが低かったりそもそも働いている時間でやりたい事をできる時間が無いとどうしても目の前の仕事や人から振られた仕事をし続ける事になります。

 

多くの会社は”やりたい事をやらせてもらえる場所”ではなく”自分が出来る事をやる場所”です。会社は”仕事が出来る人”を求めているのであって”やりたい仕事をやってくれる人”を求めているのではないからです。

 

そういう現実だからこそ、やりたい事は自分でやってしまう方が良いのです。

 

経理をやりたければ知り合いの会社やお店の経理の仕事をボランティアでやってスキルを身につけたり、ECをやりたいなら自分でサイトを立ち上げてそこで雑貨だったり洋服を売ったりメルカリみたいなサイトで転売したりしてスキルをつければそれを実績として転職する事も出来るでしょう。

もしかしたらそれがそのまま自分の商売になるかもしれません。

 

そうやって、やりたい事は自分でやっていく方が会社でチャンスを待つよりもずっと早く成長できますし、なにより毎日を楽しく生きることが出来ますよね。

 

そういう時間を持つためにも残業時間を減らすことが大事になってきます。

 

毎日定時で帰れればそれだけ自分がやりたい事に時間を使えます。それをコツコツ続けることで自分のキャリアアップやなりたい姿に近づけます。

そういう考え方で働くこともこれからの時代は必要になってくると思います。

 

  

最後に

やりたいことが明確にあるならばちょっとずつでも良いのでその時間を増やして継続させていきましょう。

それがモチベーションにもなるし楽しい生活を送ることに繋がります。

自分が出来る範囲でちょっとずつでもやり続けていればそれが自分の大きな資産になると思います。休んでもいいです。またそこに戻ってくればいいんです。

そうやって長く続けることを大事にして自分のなりたい姿に近づけるように頑張りましょう!