終身雇用の終わり。これからは個の時代
終身雇用の時代は終わりだと言われて何年も経ちますが未だに実感が湧かない人もいると思います。
そういう人はヤバいですよ・・・
確実に終身雇用で働く時代では無くなってきていますよ悲しいことに・・・
今の30代以下の年齢の方は確実に終身雇用終了の波に巻き込まれるでしょう。
40代以上はもしかすれば生き残れるかもしれません。ですがそれでも会社よっては巻き込まれてしまうと思います。
なぜそう思うのかも含めてこれからの時代はこうなるのではないかという事も書いていこうと思います。
終身雇用の終わり
終身雇用は確実終わる方向に進みます。
それは最近のニュースからでも読み取れます。
上記の二つのニュースは皆さんもご存知ですよね。
経団連のトップと日本企業のトップと言ってもいいトヨタの社長の2人が「終身雇用制度を維持していくのは難しい」と発言してます。
その辺の素人が言うのとは訳が違いますよね。
それだけ終身雇用制というものが限界に近づいてきているという事です。
また、就職したら最低でも3年は勤めるべきだ論がありますがこれも最近では3年も務める必要などないのでは?という話もあります。
いまだに多くの業界では「石の上にも3年論」はまだまだ根強いですが、IT業界では3年勤めるという時間ではなく学べるものが無くなれば転職する・スキルアップするために転職するという文化が存在しています。
そういう事からも「個人が転職する事を前提に働く」というのが当たり前になりつつあります。
この流れが今後止まる事はないと思います。
こういった理由から終身雇用は終わることは確実だと思っています。
45歳以上の早期退職者を募集している企業も出てきた
さらに終身雇用の終わりを感じさせるニュースがあります。
それが下記の記事↓↓↓
この記事にもある通り、皆さんも良く知る企業が45歳以上の人を対象にした早期希望退職者を募っているようです。
ここにあげられている企業は入社すれば安心と言われてきた企業ばかりです。
安心と言われてきた企業でも、45歳以上の方は退職の候補としてあげられてしまうそんな時代になってしまっています。
これは紛れもない事実です。
有名な企業とはいえ入社すれば安心。なんて時代ではなくなってきているという事です。
だからこそ、タイトルにも書きましたが「個の時代」がどんどん迫ってきていると言っても過言ではないでしょう。
じゃあどうキャリアを作っていくか
どんな有名な企業でも終身雇用は難しくなってきています。
そんな「個の時代」が迫ってきている中でどうやって生き残っていくか。これを考えずにはいられませんよね。
時が経てば経つほどより個人のスキルや能力が必要になってくるのは目に見えています。
じゃあそういう時代に備えて何をすれば生き残っていけるのかについて書いていこうと思います。
キーワードは継続と挑戦
ずばりキーワードは「継続」と「挑戦」です。
この「継続」と「挑戦」が一番難しく一番確実に自分の血肉になるのは間違いないです。
いま成功している人も「継続」と「挑戦」をしたからこそ今の地位を得ているわけですし、社会に出て成功したいならこれは避けて通れません。
「継続」と「挑戦」と言われても何をすればいいかをここからは具体的に書いていきます。
・専門性を特化させる
まずは専門性を特化させることが一つの方法です。
何でもできるというのは逆に言うと何もできないとも言えます。
実際には何もできないわけではないのですが、突出したスキルや経験が無いというのがデメリットとして捉えられてしまう事があります。
これはもったいないですよね。
長い時間をかけて色んなスキルを身につけたのにもかかわらず、低い評価を受けてしまうのは悲しいなんてものじゃありません。
そうならない為にも専門性を磨く必要があります。
経理なら会計・税金の知識や財務諸表を一人で完結できるスキル等が求められます。
不動産業界にいるなら宅建の資格を持ち資産活用のアドバイスが出来る事や物件の売買をまとめられる能力等が求められるでしょう。
業界や職種によって求められるものに違いはありますが、さまざまな事態に対して臨機応変に対応しきちんと結果を出すレベルの高い仕事ができないと専門性があるとは言えないです。
こういう仕事をたくさんやり続けると専門性を特化させることが出来ます。
それが人とは違う武器になるので意識的にやっていくといいですね。
・やりたい事にチャレンジしチャンスを作り続ける
なにが当たるのか、なにが自分に合うのかが分かっている人は少ないです。
ビジネスでも仕事でも。
でも、自分に合う仕事やビジネスを見つけられればいいと思いませんか?
やりたい事にどんどんチャレンジしているとそれが見つかる可能性が上がります。
仕事を一つしかやった事ない人と仕事を百個やったことがある人。どちらの方が自分に合う仕事を見つけやすいと思いますか?
もちろん百個やったことがある人ですよね。
たまたま就いた仕事が自分に合う事は稀です。
仕事をやっていく内に、「こういうことは苦手だな」「こういうことは得意だな」というのが分かってきます。
そういう実験を続けていく事でより自分に合う仕事やビジネスを見つけられます。
だからこそ、何が当たるのか分からないのであれば興味を持ったことを片っ端からやってみたらいいんじゃないかと思うんですよね。
早く自分に合う仕事やビジネスを見つけられれば確実にその人は幸せに近づけます。
熱中に勝るものはないですからね。
これ!!!というものに出会うためにも興味を持ったことから始めてみることが大事だなと思います。
自分の市場価値に常に目を向ける
「継続」と「挑戦」というキーワードをもとに書いてきました。
どちらの方法も自分をレベルアップさせてくれます。ただ一つ注意しないといけないことが自己満足で終わらないという事です。
「個の時代」になるからこそ自己満足よりも市場価値が上がっているかに注目してほしいんです。
目の前のことに一生懸命になるとつい自分の市場価値について忘れてしまいがちです。
目指したいのは自己満足ではなくて市場価値の高い(多くの人から必要とされる)人物ですよね。
ここを忘れないで欲しいんです。
「今の自分は他の人から必要とされる人物になれているだろうか」「替えの利かない人物へと近づけているんだろうか」というのを考えてほしいんです。
ここさえ忘れなければ自分の市場価値は上がっていくはずなので、自己満足で終わるんじゃなくて市場価値の高い(多くの人から必要とされる)人物になれているんだろうか。というのを考えながら仕事をしていってください。
この記事が役に立てば幸いです。