少数派に入ることはメリットだらけ
橙です。
少数派に入ることはメリットだらけだなーとホントに思います。
人とを差をつけるためにはこの”少数派”の目線を持つことが重要だなーといろんな場面で思います。
仕事面
私自身不動産業界で働いていますが、不動産と言えば切っても切り離せない資格があります。それは宅地建物取引主任者という資格です。
不動産業界ではこの宅地建物取引主任者資格を持っておくことは独立を目指すなら必須の資格です。ですが、みんなみんな独立するわけではありませんよね?
不動産業界にいるとこの宅地建物取引主任者いわゆる宅建の資格を取るようにめちゃくちゃ勧められます。何回も何回も嫌になるほど笑
確かに、重要説明事項という業務は宅建の資格を持った人の独占業務になりますし、不動産取引を行う場合は事務所の人数に対して5分の1以上が宅建の資格を持っていないといけないというルールがあります。
しかしながら、この要件を達成していればわざわざ宅建の資格を取る必要はないのではないでしょうか?むしろ宅建以外の自分の強みを活かした資格を取るほうが費用対効果は高いと思います。宅建の資格を登録している人は全国で約102万人いるそうです。
http://www.retio.or.jp/toukei/pdf/stat_s.pdf
これだけ宅建の資格を登録している人がいるんであれば宅建の資格の価値はそんなに高くないですよね?
個人的予測ですが、今後は最低限の宅建の資格を持っている人を雇い繁忙期などの人が足りない場合にパートや派遣社員として雇うという形を取る所も出てくるんじゃないかと。
そういった意味でも宅建という多数派に入ろうとするんじゃなくて自分の強みを伸ばす資格という少数派に行くことが自分の価値を上げるんじゃないかと思っています。
人間関係
コミュニケーション能力の高さや相手の話を聞くスキル、話を伝える技術など人間関係を作っていく能力はたくさんありますが、私はこの少数派に入る意識は結構大事な心構えになると思っています。
それはなぜか。理由は二つあって、
一つ目は少数派に入るの経験や知識があれば自分のスキルが高くなくてもコミュニケーションが取れやすい。
二つ目は少数派に入ろうとする意識で話せると相手に覚えてもらいやすい。
という効果があるのではと思ってます。
変わった経験や知識を持った人がいれば話聞いてみたくなりませんか?みんながしてきているであろう経験の話をしても同意してもらえるだけで終わってしまいませんか?
みんながあまり経験しないであろうことは話せば一気にすべらない話になります。知っていることよりも知らないことを教えてもらうのはやはり興味が湧くし最後まで聞いてみたくなるんじゃないでしょうか。
話すことがうまくないなと感じている人はこの少数派に入る話を用意しておく事で人間関係がもっと簡単に作ることが出来るのではないでしょうか。
もう一つの、相手に覚えてもらいやすいっていうのは要は”普通とズレたこと”を会話の中で意識できているかという事です。
会話というのは質問に対して答えが返ってくるという事の繰り返しです。そして会話とは質問をして”ある程度返ってくるであろう答え”を予想してリアクションだったり感想を言っていたりしています。
例えば、好きなスポーツは?と聞くとき、自分の中でこういう感じの答えが返ってくるんだろうなという”幅”を頭の中に持っているはずです。
要するにこの”幅”を理解しているかどうかというのがすごく重要なんです。
この”幅”を理解していれば幅の外の答えを出すことも内の答えも出すことが出来るので意図的に違いを出すことが出来少数派に入ることが出来るという事です。
先ほどの例えで言うと、好きなスポーツは?に対してサッカーやバレー、ゴルフ、空手などの答えが”幅の内”にある答えで、カバディやセパタクローなどの答えが”幅の外”の答えになる。という感じでしょうか。
先ほどの答えがすべて幅の外の答えになるわけではないですが、日本人の8割方の人にとっては期待していた答えと違う。になるんじゃないかなと思います。
イメージとしては、日本でのスポーツの認知度や規模感、相手の年齢や性別等によって総合的に判断して、「これは相手頭に無い答えなのではないか」というのを導いていく感じでしょうか。
これが出来れば、一般人の中で話して楽しい人のカテゴリーには入れるんじゃないかと思います。そのカテゴリーに入りさえすれば人間関係を構築するのはそう難しくはありません。
以上のことから少数派に入ろうとする事にはメリットがあると思っています。
人と違う価値を出すためにはどこかで人と違う事をしなければ不特定多数の一員になってしまいます。
特定の少数に入りたければ人と違う事、人がしない事をしないといけないなと思います。
そういう目線を持って自分の好きなことで少数に入れるものはないかなというのを探すことは自分の価値を上げるとともに、自分の人生が楽しくなる秘訣なのではないかと思っています。
*1:※宅地建物取引主任者の設置義務を大分省略して記載しています。詳しくはこちらへ宅地建物取引士の設置義務とは|不動産用語を調べる【アットホーム】