ダイマチBLOG

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転職で失敗する前に。経営者目線を持つべき3つの理由

よく、「社員一人一人に経営者の意識を持って仕事をしてして欲しい」という話を聞きませんか?

確かに一人一人が経営者の意識を持って仕事をすれば会社は成長していけると思います。

 

だけど、働く側からすれば「そんなに意識を高く持たないといけないの?」と思いますよね。

意識を高く持って給料が上がるならいいけど実際はそうではありませんからね。

 

ですが、私は「経営者目線」を持つことはこれからの自分が生き残っていく為に必要だと思っています。

 

これから書いていく内容はあくまで働いている側(サラリーマン)が持つべき「経営者目線」を書いていきます。

会社に貢献するためというよりも、自分がキャリアアップ・独立するために必要な「経営者目線」を持つべき3つの理由です。

 

 

 

 

 

 

経営者目線を持つことが最強のスキルである3つ理由

 「経営者目線」を持つことでその会社の戦略や意図が見えてきます。

転職するときにも役立ちますし、就活生が企業研究するときにも役立ちます。

 

私自身もまだサラリーマンですが、将来は独立したいと思って仕事をしています。

説得力に今一つ欠けるかもしれませんが参考になればいいなと思いますのでよろしくお願いします。

 

 

・会社が求人を出すのは儲けたいから。

 

これから転職を考えている方や就活している学生さんへ。

なぜ会社が求人を出すのかを考えたことはあるでしょうか?

 

人が少ないから?スキルが高い人が欲しいから?どれも正解です。

だけど、もう少し経営者目線にして考えてみると答えは一つです。

それは自分の会社を大きくして儲けたいからです。

 

この一つに集約されます。まずはそれを理解しましょう。

 

これを理解すれば転職や就活するときにヒントになります。

 

そのヒントとは、

会社が儲けるために経営者はどうしていきたいのか。が分かるからです。

それが分かる事で自分のスキルをどうアピールすればいいのかや何を身につけておくべきなのかが見えてきます。

 

例えば、

事務系の仕事で就職しようと思う時、その会社が管理部門を強化して上場したいと考えているなと思ったなら会計や法律について勉強をする。

 

営業や総合職として就職するときにその会社が、営業を強化して売上を上げていきたいと考えていると思ったならコミュニケーション力を上げたり業界研究をして自分なりの提案を持っておいて面接でアピールをする。

 

広報やマーケターの仕事で就職するときにその会社が、マーケティングを強化して市場のシェアを伸ばしたいなと考えているなと思ったなら、業界の市場調査をして提案を出来るようにする、マーケティング手法を勉強する、コピーライティングの勉強をする。

 

こういう行動を取ることが出来ますよね。

 

転職であれば求人票自体に、どういう目的で今回の採用活動をしているかが載っていることが多いのでそれを見て考えておくことも出来ます。

 

人を採用という事は、必ずその裏に会社の戦略や意図があります。

原則その戦略や意図に沿って求人は募集され、採用が決まっていきます。

 

そういう戦略や意図がある事を知ったうえで行動するためにも経営者目線を持つことは大事だといえます。

  

・AIや機械に取って代わられない為の能力

これからAIや機械が出てくれば代替される仕事がたくさんでてきます。

そうなった時に自分が食っていく為にも経営者目線が大事になります。

 

AIや機械というのはルールに沿った行動を繰り返す事が得意です。

例えば、

・ひたすら仕訳の入力をする

・定型文によるメールの返信

・給料の計算

・アンケートの集計、分析

・情報提供(Amazonの”この商品を買った人はこんな商品も買ってます”の機能)

・商品やサービスの比較

 

こういった「あらかじめルールを設定することが出来る業務」はAIや機械に取って代わられます。

事務職系の人の仕事は完全になくなることはありませんが、ほとんどの仕事はAIや機械に置き換わるでしょう。

 

ですが、AIや機械が苦手とするところもあります。

それは、方向性を決めたり、戦略を決めたりすることです。

これは人間にしかできない仕事です。

方向性を決めたり戦略を立てる事はルール化出来ないですよね。

 

自分が生き残っていく為にはこういったAIや機械が出来ない事をやってスキルアップしていくしかないですよね。

その一つに「経営」があります。

 

ただ、その他にもAIや機械が苦手な分野もあります。

エンタメや芸術、接客業などですね。

これらの能力やスキルを磨くのも良いと思います。

 

しかし、いつの時代でも重宝される能力がほしいのであれば経営の能力の一本だと思います。

 

経営の能力を身につけるなんて無理。と考える人も多いと思います。

私も最近までそう思ってました。

しかし、これなら経営の能力を磨けるのではないかと思ったことがあります。

それは「副業」です。

 

それはなぜか。

 

そもそも経営とは人・物・お金を使って事業を営むことです。

それは決して会社を立ち上げて社長になるだけではないです。

「副業」をやって個人事業主として活動する事も経営と一緒だからです。

 

個人事業主とはいっても自分でお金や物の管理しないといけないし、仕事も取ってこないといけないし、どこのフィールドで事業をやるかの戦略も考えないといけないです。

 

これも立派な経営者だなと思いました。

一人でやっているのか人を雇ってやっているか。この差しかないなと。

 

もちろん人を雇って会社として活動した方がより経験を積めるでしょう。

マネジメント能力が身に付きますし、決算書を作るので会計の経験や知識もつきます。

 

最終的にはそこを目指していく方がより成長できますが、まずは個人事業主として一人で活動するでもいいと思っています。

 

副業で個人事業主あれば自分以外の人に迷惑は掛かりません。

 

なので、どんどん色んなことにチャレンジできます。

そうすれば、徐々に経営という能力が磨かれていきます。

 

「副業」をすると経営の知識ではなく、経営者の経験が出来るのでスキルとしても重宝されると思います。

 

 

・自分の価値を上げる

 

 サラリーマンの方でもこの経営者目線を手に入れる事はこれから生き残っていく為に必要です。

経営者目線を持って働くことで自分の価値は確実に上がります。

 

それはなぜかというと、どこに問題があるのか、今は何に力を入れるべきなのかが見えてくるからです。

 

経営者とは常に全体を俯瞰してみる必要があります。売上ばかり見て経費を使い過ぎて赤字になってもいけませんからね。

 

全体を俯瞰して見るという事は、現在のことを正しく理解することに繋がります。

 

全体を正しく見えているからこそどこが課題なのかも必然と分かってきます。

 

例えば、売上は前年より増加しているのに利益が減っている場合は経費を使い過ぎているとなるし、人は増えたのに売上が変わらないと分かれば営業の仕方を考え直したりもできます。

 

この視点を自分の中に持って仕事をすることで価値を上げていけます。

 

担当している仕事が上手くいかない原因が何なのかが分かれば一つ一つ改善策を実行していけば徐々に良くなるし、それが自分の実績にもつながります。

 

これを続ける事で自分の価値を上げていって会社で活躍できるようになっていけます。 

 

 

そういうことが出来る人材はまずリストラにはならないですし、それが出来れば作業に追われる事も少なくなり徐々に自分がやりたい事をやらせてもらえるようになるでしょう。

 

職種によってそれぞれ違うミッションがあります。

営業なら売上を上げること、事務職なら効率化をすることがミッションです。

 

そのミッションをしっかり理解し、経営者目線を持って改善していき、ミッションをきちんと達成していけばあなたの会社での価値はどんな人よりも高くなっていくはずです。

 

 そうやって価値を高めていってオンリーワンの存在になっていきましょう。

 

経営が分かる能力が今後は必須になってくる。

独立するにしても、サラリーマンとして働くにしても「経営が分かる能力」は必須になってきています。

 

ただ会社にぶら下がっている人は痛い目を見るでしょう。

そうならない為にも「経営者目線」を持って仕事をして、自分の価値を上げておくことが一番のリスクヘッジになるはずです。

 

どうなるか分からない時代だからこそこういう能力が必要になると思います。

 

時代の流れに合わせられるように今から自分のスキルや能力を磨いておきましょう!