仕事を掛け持ちするのが当たり前になっていく
皆さんは明日会社が潰れても大丈夫ですか?
自信を持って「はい!」と言える人は少ないんじゃないでしょうか。
かくいう私もそうです笑
偉そうな事書いてますが明日会社が潰れると生活に支障が出ることはまちがいないですね…
ですが、これからはいつ会社が潰れてもいいように自分で準備をしておく必要がある時代になっていくと思ってます。
そんな時代になっても生き残っていけるようなヒントを、自分が経験したこと考えたことを記事にして皆さんに活かして貰えると嬉しいです。
一つの会社に勤め続けるリスク
今までは、一つの会社でキャリアを積んでも良い時代でした。それはいわゆる終身雇用制度という暗黙の了解みたいなものがあって、それが成り立つほど会社は稼いでいたから成り立っていました。
しかし、逆にこれからは一つの会社に勤め続ける事がリスクになると思います。
具体的にどんなリスクがあるか3つの視点から解説していこうと思います。
会社の寿命
最新のデータでは会社の寿命は23.9年だそうです。↓
23.9年という事は、大卒で入社したとしても45~46歳になった時には入社した会社は無くなっている計算になります。
そう考えると会社の寿命って短いですよね。
しかも45~46歳から新しい所に転職するのは難しいです。
よほどの経験値や実績が無ければ年収を保ったまま転職する事は出来ません。
そして、大企業でさえも45歳以上の社員に早期退職者を募っているというニュースがありましたよね。↓
会社の寿命とは違いますが、45歳というのが一つの目安になる事は間違いないようです。
勤続年数の推移
最新の平均勤続年数の推移が下記の記事です。↓
この記事を見ると男性の一般労働者は約13年、女性の一般労働者は約9年が平均になっているようです。
年々勤続年数は伸びているようですがそれでもたった13年ほどです。
という事は多くの人は転職を何回もしているという事ですよね。
どんな理由があるのかはこの記事からは分かりませんが、少なくとも一つの会社で長く勤めようと思っている人は少ないという事ですよね。
それだけ一つの会社に勤め続ける事に何かしらのリスクがあると考えている人が多いってことです。
会社でしか使えない能力が増える
転職を経験した方は実感があると思いますが、自分のスキルや能力が実は「会社でしか活かせないモノだった」という事があります。
会社の平均寿命を考えると、会社でしか使えないスキルに時間を使うのは非常にもったいないですよね。
ですが、一つの会社にしかいないと自分のスキルや能力が社会でも通用するのかどうかが分からない場合が多いです。
なぜなら他の会社ではどんなことが求められているかを知る機会が無いからです。
その会社で自分が上手く仕事を出来ていると、自分のスキルはどこでも通用すると思ってしまうのですが、外に出てみると意外と自分のスキルが通用しないなと実感できます。
だからこそ日頃から自分のスキルが他の会社でも使えるのか?という客観的な目線を持たないと、会社でしか使えないスキルを磨くことになるので気をつけないといけません。
多くの人は年収はそんなに上がらない。
会社で頑張れば年収が上がっていくから副業なんてしなくても良い。って思ってる方もいるんじゃないかと思います。
確かに、バリバリ働いて良い成績を残して出世コース真っしぐらみたいな人はそのままで良いと思います。
ですが、そんな人って果たしてどれだけいるんでしょうか?
はっきり言ってこういう人は稀です。
会社の中でも1人いるかどうかだと思います。
そのくらい優秀な人以外は会社に長く勤めているからって年収がどんどん上がっていくわけではないです。
会社としても優秀な人には多くの給料を払いたいがそれ以外の人の給料は抑えたいというのが正直なところです。
だからこそ真面目に働いても給料が上がらない人が大半なのはこういう理由からです。
では、普通の人はどうやって収入を増やすか。
それは、複業です。
会社で頑張れば給料が上がり続けるような時代ではありません。だからこそ複業をして、収入を増やす工夫が必要だといえます。
基本的に年収は優秀な人以外はそんなに上がらないことは先程説明しました。
であれば普通の人は複数の仕事をする事で収入を増やすしかないです。
しかも複数の仕事をすることのメリットは収入以外にもあります。
それは次の章で説明するので省きますが、普通の人はこれからは複数の仕事をする「複業」を考えておかないと生き残っていけないかもしれません。
多くの経験が自分を救う
複業をするメリットとして収入以外に「経験値」というのがあります。
これからの時代はこの「経験値」が重要になると私は思っています。
なぜ重要になると思うのか。
それは「一つの仕事をやり続けるのが難しくなる」からです。
そう思う二つの視点があります。
・年齢によるもの
・時代によるもの
があります。
・年齢によるもの
年齢を重ねればできる仕事とできない仕事が出てきます。
分かりやすいものでいえば肉体労働です。
引越しや土木作業とかですね。
高齢になっても全く出来なくなるわけではないです。
ですが、若い方が体力的にも健康的にも絶対に良い仕事が出来ますよね。
これはどうしても避けられないことです。
であれば、引越しや土木作業以外にもスキルを身につけておくことは必要じゃないでしょうか?
そのためにも複業をして経験を積んでおくとあとあと自分を助けることに繋がるので複業が必要になると思っています。
・時代によるもの
昔ながらの仕事がそのままの形で残っているものって少ないですよね。
ましてやこれからはAIやロボット等が普及してきます。そうなれば無くなる仕事も増えてきますよね。
これも避けようがありませんよね。
その時代時代によって良いものが残るのは世の常です。
そうなることが分かっていれば一つの仕事だけをし続けることがものすごいリスクだなーと感じます。
時代によって仕事が変わるのは当たり前の事。
それを見越した上で経験を積んでおくことって大事なことだとは思いませんか?
だからこそ複業することが必要になってくると思っています。
これから自分の仕事がどうなるか分からないからこそ色んな事を経験したいですよね。
しかも人は見た事、経験した事の中からしか選ぶ事は出来ません。
そうであれば色んなことを経験して自分に合うもの、好きなものを探し続けることって大事じゃないでしょうか?
チャレンジしないと何が自分に合うかわからない
これは何にでも言える事だと思いますが、やってみないと何が自分に合うかは分からないです。
見たり・聞いたりしてもその仕事の面白さ、大変さって見えてきませんよね。
やはり経験するからこそ良い所や悪い所が見えるし、経験して初めて分かる事も多いはずです。
そういう事から、興味を持ったものはなんでもチャレンジしてみる事がこれから時代は正解になるんじゃないかと思います。
今まである仕事がこれからも残り続ける保証もないです。それならば例え一つの仕事をしていた期間が短くともやりたい事、楽しい事をしてお金をもらえるならばそれって幸せな事だなーと思います。
これからは何をすればいいか正解が無い時代だと思います。だからこそ複数の仕事を持ってたくさんの経験を積んで自分の糧にしていく事が大切だな思います。
これからの人生をどう送るかの参考になれば嬉しいです。