仕事に活かす読書術
ビジネスマンとして一つ上のステージを目指す方は読書をして自己投資していますよね。
しかし、読んで終わり。そんなパターンになる事が多くはないでしょうか。
読書の良い所でもあり悪い所でもあるんですが、本を読むと自分のレベルが上がった気
になってしまいます。
しかし、実際にはレベルは上がっておらず知識を手に入れただけの状態なんですよね。
ここで終わってしまってはもったいないし、その知識を披露するだけの嫌な奴にもなって欲しくないです。
読書をしていい情報、知識を手に入れてそれを実際の仕事へ活かしていく3つの方法を紹介していきます。
実務に関係する本を読む
そもそも本を選ぶ時に、自分の実務に関係のある本を選ぶといいです。
全くの畑違いの本だと知識は手に入れられても仕事に活かすことが難しいです。
そして、せっかく読んだ本の内容を忘れてしまいます。
これは非常にもったいないです。
時間とお金をかけて選んだ本が有効活用できずに終わってしまいます。
本を選ぶ段階で自分が働いている業界に関する本や実務で活かせる内容の本を選ぶことで時間もお金も無駄にせずに済みます。
基本は、自分も業界・自分の仕事に関係ある本を選ぶようにしましょう。
一つでも実務で使っていく
読書をしていると、「仕事を効率よく進める7つのExcel術」や「営業が勉強しておくべきビジネススキル5選」みたいな形で著者のノウハウが載っていますよね。
確かに、書かれている内容をすべて頭に叩き込んで全部実践すれば本に書かれているような結果を出す事が出来るかもしれません。
ですが多くの場合、全てを頭に叩き込めず実践できない・頭に叩き込んで実践したのにもかかわらず思ったような結果が出ない、なんて事になります。
これも非常にもったいないです。
それを避けるために一つでもいいからすぐ実務で使っていく事が大事です。
私もそうですが本に書かれている事をすべて覚えて、適切な場面で使う事はできません。
なぜなら、
・どこが適切な場面なのかが分からない。
・適切な場面が訪れたとしてもそのことが頭に残っていない。
・上手くやるためのポイントも合わせて載っているがそんなの全部覚えきれない。
・そもそも著者も最初から全部を完璧に出来ていたわけではない。
こういう理由から実務で使いこなすことはできませんでした。
こういう経験から、「だったら覚える事に時間を使うのではなくて、実務で使って身につける事に時間を使う方が効率的だ!」と気付いたんです。
人間だれしも日ごろから使っていないと忘れます。逆に一度覚えると後からでもすぐに思い出せます。
だからこそ、覚える事や知識を蓄える事に時間を使うんじゃなくて、実務で使う事・実務で結果を出す事。に時間を使う方が効率的で読書した時間とお金が無駄にならないんです。
SNS等で発信して記憶に定着させる
とはいえ、全ての読書や勉強が実務で使えるものばかりではありませんよね。
そんな時はSNSで発信して記憶に定着させる事が大切になります。
一番いいのは実践で使っていく事なのですが、それが出来ない場合は常に得た情報について考える時間・触れる時間を作る事で記憶に残していくといいです。
やはり読書をして一番最悪のパターンは、「記憶にも残らず知識もつかず身にもつかずの状態」です。
これが一番最悪です。
それを避けるためにも、すぐに実務で使えないような情報や知識ならばSNS等を使って発信することを続けて記憶に残すようにしたほうがいいです。
それによって一番最悪のパターンに陥らずに済みます。
結局アウトプットしないと定着しない
今まで上げてきた3つの方法に共通しているのは「アウトプットをする」です。
これが一番確実で効果の高いやり方だと思います。
覚えておくという事だけに限れば、常に情報に触れておくでも良いです。
ですがそれをやるには相当強い興味関心を持たないと続かないです。
レベルアップやスキルアップをするときには、全部が全部「興味関心が高いもの」というわけではないですからね。
新しいことにすぐ熱中できる人は強いですが、全員がそうではないです。
ならば、アウトプットを続けるという課題を自分に課す方がいいでしょう。
アウトプットを続けて実績や結果を出してよりレベルの高いビジネスマンになりましょう!!